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Muse展 女神達との邂逅

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秋田県立近代美術館で明後日18日まで開催中です。

平成29年度国立美術館巡回展 国立西洋美術館所蔵
ミューズ 芸術の女神 まなざしの先の女性たち
Muse Women before the Artists'Eyes

一月ほど前、ジリジリと容赦ない日差しの午後に観に行ってきました。
忘れてしまわないうちに記しておきます。

稀な存在だった女性画家の筆による女性像が特に魅力的です。
輝くばかりの美貌が誇らしげなポスターはマリー・ガブリエル・カぺの自画像です。
もとより美しい女性だったのでしょうが、そこを自ら描き切るパワーが凄い!!
透き通るような肌、バラ色の頬と果実のような唇・・・まるでお姫様
胸元と袖口のレースの描写が麗しいこと、実力が裏打ちされた自信なのでしょう。

西洋美術館のコレクションの中から絵画、彫刻、版画、工芸の約100点、
芸術家の眼差しを捉えた魅力的な女性たちに焦点を当てた展示です。
西洋美術館の常設展でお馴染の作品もテーマを絞って集約すると新鮮でした。
聖母像から踊り子、裸婦に至るまで数多くの女性たちの愛と苦悩が表現されています。
ロダン作「接吻」の男女の裸体の美しさには溜め息でした。
人間の身体は斯くも素晴らしいものだという事を忘れていました

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ミューズ展に合わせての同時期開催は、
近代美術館の収蔵品の中から女性を主題とした作品を紹介するコレクション展です。
此方の会期は今少し先までなのでゆっくり楽しもうと思っています。

| 鑑 賞 | 16:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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秋田県美術展覧会を愉しむ

この時期に列島上陸の台風とは驚きです。
気温の上昇が原因なのでしょうが、被害が大きくなりませんように
大荒れは政治の世界だけで充分、食傷気味です。

色々気疲れすることが続いて引き籠りが加速しそうだったので、
休日はぶらりと出かけてきました。
去年は見逃した「秋田県美術展覧会」略して「県展」を観てきました。

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微妙に傾いて写っている

中高生から80代の方まで幅広い年齢層が出品しています。
力作ぞろいの個性溢れる作品の数々、色の洪水に包まれてきました。
毎年出品している知人も洋画部門で見事入選していました。
毎回一つの世界に集中することの素晴らしさを教えて貰います。
そして、何もない自分の空っぽさを恥じ入る時間でもあります

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工芸部門の特賞~藍染絞りの和服
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全体像~柄合わせから仕立に至るまでお見事な出来上がり

工芸部門の充実ぶりに目を見張りました。
以前は公民館のお教室の作品?というレベルが多かったのに(失礼^^;)
ここ数年は出品作品の技巧がどんどん上昇しているが見て取れます。
陶芸から染色や織物、費やされた気の遠くなるほどの時間が垣間見え、
生活に寄り添いつつ尚且つ芸術性の高い作品ばかりでした。

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壊れたカラクリ時計と地階の彫刻・デザイン部門の展示

木肌のノミ跡一つ一つに思考と時間が刻まれている像・・・見応えがありました。
何やっているんだろう自分は???ウダウダと愚痴ばっかりでさぁ~
そう落ち込んだのも事実だけれど、元気を貰った時間でもありました。

| 鑑 賞 | 14:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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外は雨 晴れない憂さの行方

6月に入りました。
今朝から断続的に強い雨が降り、気が滅入る空模様です。
季節的には一番過ごしやすい筈なのに上手くいかないものです。

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「到着」~小田野尚之

連休に観に行った「春の院展」で買い求めた絵葉書の1枚、
ちょうど今頃の季節の緑です。
この作家さんの作品は毎年楽しみにしています。
同世代ゆえの郷愁なのか、どこか懐かしさを感じさせる風景が沁みてきます。
角館町縁の天才画師を彷彿とさせるお名前も気になるところです。
描かれた電車に飛び乗って何処かへ気ままに旅してみたい・・・、
現実逃避が止まりません

もうすぐ1年の半分が終わるというのに何の実りの得られていないことに、
流石の呑気者も些か居心地の悪さを感じています。
先ずは決算、月末月初処理が終わったら本腰です。
本当はもう遅すぎる位なのですが、
追い詰められないとスイッチが入らない困った性分が災いしています
誰も助けてくれないし、孤独に戦います(笑)

| 鑑 賞 | 12:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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「スラヴ叙事詩」ミュシャ展にて

『人口減を気にするのはマスコミだけ』
再選直後の佐竹県知事の言葉だと新聞に載っていました。
秋田県の人口は4月1日現在で87年ぶりの100万人割れとなりました。
社会減が多いとはいえ、自然減だって全国最速です。
県民は気にしていないなんてどの口が言っているのやら
トップがこんな輩では今後の減少の加速は推して知るべしです。
所詮はこんなものなんですよね~思わず気が緩んで本音がポロリでしょうね!
こんな考え方の片棒を担いだ国&県会議員さんの釈明も聞いてみたいものです。
在職の8年間に発した言葉の端々に滲み出ていた能天気振り、
まさか気づいていなかった?解っていたけれど利害優先で黙認ですかね・・・?
選んだ県民側にも責任の一端が有るのは当然でしょうが、
お役所勤め気分が抜けない殿様知事個人の資質が一番の問題です

受けた感動を記しておこうと思いながら中々手を付けることが出来なかったのは、
国立新美術館で観てきた開館10周年チェコ文化年事業の「ミュシャ展」です。
アルフォンス・ミュシャの傑作中の傑作「スラヴ叙事詩」全20作品が揃って初来日、
そして所蔵美術館内のパワーバランスにより今後はもう有り得ないという快挙なのです。
その上、一部撮影可(一部エリア4枚のみ)と言う大盤振る舞いまでと夢のようです。

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スラヴ民族の賛歌~1926年 テンペラ、油彩/カンヴァス 480×405cm

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ロシアの農奴制廃止の一部~1914年 テンペラ、油彩/カンヴァス 610×810cm

一枚一枚の大きさが桁外れ、最も大きな作品は縦6m、横8mの巨大なサイズで、
その全面を埋め尽くす民衆の喜怒哀楽のパワーが痛いほどでした。

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皆が皆、遠くから眺めています・・・それほどまでに大きい

ミュシャと言えばアール・ヌーヴォーの旗手でポスター画の印象が強い作家です。
その実はパリやアメリカで大成功を収めながらも50歳を越えてからチェコに戻り、
祖国の為にこの「スラブ叙事詩」を描き上げた祖国愛に満ちた硬派な意識の持ち主でした。
これ程の情熱を持ち続けれれた彼の資質、天才故だけでは語れません。
大画面に描かれた名もなき人々全てがミュシャ自身なのだと感じました。
2010年に岩手県立美術館でみたミュシャ展でその存在を知った「スラブ叙事詩」ですが、
今回その全貌に触れられたことは何にも替え難い感動的な経験となりました。

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多くの鑑賞者に紛れて撮影中・・・双眼鏡が大活躍でした
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そして、Amazonから届いた図録(笑)・・・またもや在庫増、そして眼精疲労

こんな出会いがあるので美術館めぐりは止められそうにありません。

| 鑑 賞 | 13:10 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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エルミタージュ美術館の魔力

暦は清明、
天地がすがすがしく明るい空気に満ちること、だそうです。
花の便りはまだまだの雪国も春麗の穏やかな日和です。

気候は良くなってきましたが、グチャグチャの国会審議に、
血生臭い事件やら、放漫自転車操業安売り旅行業業者の無責任倒産等々、
全くもって清々しくない事ばかりです。

森友さんちの小学校の建築工事を請け負った会社の行く末が気になります。
額が額だけに、超大手さんでないとその先が見えてしまいます。
一言で言えば騙されたのでしょう、
人を見る目が無かったと言われれば其れまでです。
でも、この業界の体質を知る身にしてみれば、気の毒の一言です。
工事は水物(扱うものは固いのに^^;)、
出来上がらなければ分からないことだらけです。
追加工事は当たり前、金額の保証なんて無いに等しいのが通常です。
弊社も金額的には足元にも及びませんが、
同じような事態に遭い裁判まで経験し、多大な損害を被りました。
その痛手を引きずって現在に至ります・・・思い出したくもない
単純明快なこと、嘘をついた者が制裁を受けるべきです。

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http://hermitage2017.jp/

続いて向かった大エルミタージュ美術館展@森アーツセンターギャラリー、
地下鉄銀座線~日比谷線と乗り継いで長い直結通路を歩きます。
駅直結と言っても結構な距離があるので、これが中々侮れません。
長いエスカレーターや超高速エレベーターで森タワー52階に到着です。

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美術館を足元に見ます

かつての帝政ロシアの首都・サンクトペテルブルク、
一時期レニングラードと呼ばれた露、第二の都市に在る壮大な美術館です。
昨日は其の地で起きた地下鉄爆破テロのニュースが飛び込んできました。

女帝エカテリーナ2世から歴代の皇帝が国家の威信をかけて収集した美術品の数々、
そのコレクションは絵画だけでも1万7千点以上、傑作揃いです。
先ずは戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像画、
旦那さんの皇帝を追い出して自ら即位した女傑の迫力が半端在りません。
宮殿内部を模した煌びやかな内装の感じと相まって、思わず息を飲みました。
対して「聖母マリアの少女時代」には無垢な美少女に心洗われる思いでした。
これ等の傑作を在るべき場所、エルミタージュ美術館内で鑑賞出来たら・・・、
と、思わず見果てぬ夢を追いかけてしまいました。

今回は前述のティツィアーノにルーベンス、レンブラントにヴァン・ダイクといった
ルネサンス&バロック・ロココの巨匠が揃い踏みでした。
もう、目がチカチカ、思わずゲップまで出てきちゃいそうな奥行きと厚みでした。
音声ガイドは又吉直樹氏ですっとぼけ具合がそれなりに楽しめました。

もう、図録は購入しないぞ~の決心は何処へやら、しっかり購入してしまいました。
ヒルズでのショッピングには1ミリも心動かずスルーだったのに、
まだまだ修行が足りません・・・

| 鑑 賞 | 16:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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