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「ふるさとの四季」展 鑑賞

好天が続く秋田県ですが、九州地方は驚異的な豪雨に見舞われ悲惨な状況です。
これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。
こんな時に永田町はあの体たらく…(怒)
街の其処彼処に、不気味な笑顔の議員さんのポスターが目立ちだしました。
胡散臭い、きな臭い、阿呆臭いです。

さてさて、一昨日のお昼休みに向かったのはこちらでした。

7/22まで開催中
秋田県立近代美術館・企画展@秋田ふるさと村

秋田市出身の版画家「勝平得之」と小坂町出身の日本画家「福田豊四郎」展覧会です。
両作家ともに秋田の風俗を描いた作品がカレンダーなどに使用され、
秋田県人にとって一番身近な作家さんではないでしょうか。

勝平得之 秋田風俗十題・リンゴ
勝平得之 『秋田風俗十題・リンゴ』1940年>>>好きな作品:地下足袋がキュート

夫婦と幼い娘のほのぼのとした収穫の一コマ、果樹園独特の脚立のフォルムが懐かしい。
版画という制限された手法で、秋田に生きる人々を活き活きと表現した連作の数々、
もっともっと評価されても良いのになあと常々思って来ました。

福田豊四郎 「早苗曇り」1930年
福田豊四郎 『早苗曇り』1930年

昭和5年第11回帝展で特選を受賞した作品です。
薄曇りの空の下、田植えの作業をする農家の人たちが描かれ、
手前に馬とその背に跨る人物を大きく配することで、画面に深い奥行きが生まれています。
郷土色に溢れたこの作品は、当時異色の存在として注目されたそうです。
素朴な題材とは逆に、絹本に置かれた岩絵具の鮮やかな色彩が上品な一幅でした。
「秋田のマリア」や「八郎湖凍漁」などのお馴染みの作品は勿論ですが、
田園抄村童十二ケ月という、月ごとの行事や子供達の様子を描いた小品が秀逸で惹かれました。
微笑ましくて温かくて、作家の気持ちが溢れてくるような画ばかりでした。

平日とはいえ「安野光雅の絵本展」の混雑が嘘のような閑散とした館内。
私とほかに二組の鑑賞者が居ただけでした。
お陰様でゆっくりじっくり楽しませていただきました。

ふるさと村 マンホール
ジリジリと日差しに焼かれても頑張る、マスコットキャラクターのノブ君!

明日からは北日本にも梅雨前線が接近で、雨模様の予報です。
アトリオンで開催中の県展を観に行くつもりですが、大雨になりませんように

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