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大沢在昌~黒川博行へ移り気

読書の秋ですが読書は年がら年中、唯一の趣味です。
とはいっても娯楽本ばかりですので人間性の奥行きにはつながらず、
専ら秋は食欲の秋、天高く肥えるばかりで即物的に厚みを増しております。

吉蔵ランチのセルフ・コーヒー
ランチに寄った「吉蔵」で食後のコーヒー

懲りずに大沢在昌氏の旧作を繰り返し楽しんでいます。
ダブルトラップは大沢氏の初期の長編です。
ストーリーの展開や人物像、言回しにも“若さ”が感じられます。
国家に属さない諜報機関という荒唐無稽な設定に突っ込み捲くりでしたが、
同世代ですからその若さ=青さを楽しめるのかもしれません。

文春文庫
芸術の秋にちなんで…再読中

美術品、骨董品に一喜一憂若しくは振り回される有象無象が笑えます。
作者の黒川博行氏は美術大卒の元美術教師ですから専門性に富み、
その内容は微に入り細に入りで興味深く飽きさせません!
トリックや謎解きとは違った人間像を描いている点も安定感があります。
美術・骨董を扱った小説は私の好みド・ストライクなので評価は激甘ですが、
金に目の眩んだ亡者たちの喜怒哀楽が活き活き表現された小気味よい短編集です。

このあとも同氏の「蒼煌」を読む予定、こちらも美術界の裏側のお話です。
一粒で二度美味しいグリコな予感がします(笑)
作家其々の“色”を楽しむ読み方はついつい選択が偏りがちで、
同じ作家の作品を延々と追い続けるというスタイルになってしまいます。
別に誰に迷惑を掛けるわけで無しなのですが、それではいけないかな?とも思ったり
嗜好に柔軟性をもたせ色々読み漁って、引き出しの充実を図るべきなのかもしれないとか、
無駄に悩んでいる暇人なのでした
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| 読 書 | 11:40 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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