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映画鑑賞 「舞妓はレディ」

木曾の御嶽山と唄にも歌われた信仰の山の突然の噴火は、
紅葉シーズンの土曜日のお昼、好天と重なって大きな被害になりました。
断片的に聞こえてくる生還者たちの言葉は、運とか偶然がその生死を左右したと伝え、
あらがえない自然の脅威に今さら恐怖を感じてしまいました。
未だ安否不明で山頂に残されている方々の救出が叶いますようにと祈りっております。

夏の片付けやら冬の準備やら、一人黙々と続けていると煮詰まり行き詰まります。
※間違った日本後の使い方で紹介されていました!! へぇ~、確かにそうです(^^;
そんな言い訳をして(笑)以前から気になっていた映画を鑑賞してきました。

ポスター
舞妓はレディ http://www.maiko-lady.jp/

監督脚本は「Shll we ダンス」の周防正行氏が、20年温めた企画と云うのが話題です。
その題名を見てのとおり、あのO・ヘップバーン主演のミュージカル映画「My Fair Lady」が下地ですが、
良く練られていて嫌みのない和製ミュージカルになっていました

京都弁レッスン中の1シーン
京ことばのレッスン中~こんな研究室あるかいな~(笑)

本家はイライザの聞くに堪えない下町訛りをヒギンズ教授が矯正、レディに仕上げるお話。
一方こちらは舞妓を夢見る鹿児島弁と津軽弁のバイリンガル娘の春子ちゃんを、
京都に魅せられた言語学教授が舞妓さんに仕上げるという、まぁファンタジーです。
原作にならい、教授はキャメルカラーのツィードのスーツやらベストをこれ見よがしに着用し、
「スペインの雨はおもに平地に降る」が「京都盆地に雨が降る」になっていたりと、
比べて観たら二度美味しい場面が随所にちりばめられていました。

周防監督夫人の草刈民代女史の美貌と見事なダンスは言わずもがな、
後継者不足により舞妓歴10年、あと少しで30歳の“百春”を演じる田畑智子がピカイチ!
もとより実家は祇園の老舗料亭ということもあり、言葉や動きに違和感が全くないのでした。
他にもベテラン俳優陣や周防組常連の竹中直人や渡辺えりの芸達者が脇を固め、
若手人気俳優を贅沢にチョイ出しやカメオ出演させていました。

舞妓さん完成~!
つまづき傷つき紆余曲折の上、可愛い舞妓さん誕生

お話は本編?同様恙無く進みます。
主人公が舞妓さんになって行く=人間としても成長していく過程を描いていました。
何より素直でまっすぐな春子こと上白石萌音ちゃんの演技が魅せます。
歌も踊りも懸命にレッスンしたであろう様子が見て取れるのです。
京都の鮮やかな四季の移ろいを織り込みながら、
花街の仕来りやら現状を面白くドキュメンタリー仕立で見せてくれます。
和服のトロリとした風合いや、組み合わせと着こなしの妙も見事に表現され満足しました。

一徳さん最高~♪
大団円の1シーン~イヤぁ~若いって素晴らしい

最後で舞妓小春がこの衣装で弾け踊るダンスシーンが圧巻
良い人しか出てこないご都合主義満載でしたが、私メ的には大満足の鑑賞でした。
誰にも告げずにフラリと出かけられる気楽さを噛みしめた映画鑑賞でもありました。

| 映 画 | 11:40 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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